小学生が無学年教材で先取り学習するメリット・デメリット
無学年教材で先取り学習 メリット・デメリット
お子さんにもよりますし中学受験を考えているのでしたら、先取り学習はとても意味があると思います。
子どもが小学生になるとパパとママも勉強を意識するようになりますよね。
- 授業についていけるようにしたい
- 勉強が好きそうだから上の学年の学習もさせたい
- 算数が苦手なので基礎からやり直したい
などの理由から塾や通信講座などを利用して子供の勉強をサポートしようと考えるご家庭は多いのではと思います。
中でも自分のペースで勉強をすることができる通信教材は安定した人気がありますね。
Contents
無学年制の教材とは
無学年制とは、
「今の学年の勉強をするだけではなくお子さんのレベルに合わせて上の学年の勉強をすることができたり、戻って復習をすることができる学習方法」
のことです。
勉強が嫌い、授業についていけなくてつまらないなど、子どもが勉強を嫌いになる理由はいろいろありますが、その中でも大きな原因の1つが前の学習範囲でつまずいてしまった所があるからです。
無学年学習をしていると、つまずいてしまった学年まで戻って基礎からじっくりとやり直すことが可能です。
戻り学習ができるメリット
無学年制の教材で学ぶ、ということは小学1年生で2年生の学習をしたり、小学5年生で4年生の復習をするということができます。
無学年制で子供たちの勉強を、という場合には中学受験や高校受験をしようと思っている方が多いと思います。
受験を考えている方には先取り学習をするということは、時間的に余裕ができるので無学年制学習をするメリットは大きいと言えます。
今の学年に関係なく、全ての学年の単元を勉強することができます。
対象学年は教材を取り扱っている会社によって違いますが、例えば小学校1年生から高校3年生対象の教材の場合、小学4年生でも小学1年生から高校3年生まで全ての学年の教科を学習することができます。
学校の授業に関係なく、自分の学力に合わせた学習をすることができます。
無学年教材の特徴は、「学年に関係なく学習できる」「タブレットやパソコンでの学習が多い」ということです。
無学年教材で先取り学習をするメリット
無学年教材で先取り学習をするメリットとしては、
- 上の学年や下の学年をさかのぼった学習をすることができる
- 得意な科目は学年関係なく学習することができる
- 自分の学習ペースで進めることができる
- 理解できているか都度確認することができる
- 通学の必要がない(送り迎えの心配がない)
- 好きな場所・好きな時間に学習をすることができる
- 教材などが増えて溜まらない(場所を取らない)
などがあります。
無学年教材で先取り学習をするメリットは、苦手な単元を戻って学習することができること、得意な科目や単元は先取りしてどんどん進めることができることです。
なんといっても学習方法の自由度の高さです。
無学年制は学習の自由度が高い
無学年制の場合、学年の枠にとらわれないので、気になることがあればいくらでも前後して勉強ができます。
関連した単元がわかるので、つまずいた所を見つけやすくなります。
国語・算数・英語は積み上げ学習になるので、学年の枠ではなく分野や単元として考えることができるので、早い段階でつまずきを見つけ、対策を立てることができます。
そのことから、学習している子ども自身が頭の中で統一して考えることができます。
同じ流れの中で単元に関係した学習をすることができるので、頭の中を整理しやすくなりますね。
無学年教材で先取り学習をする場合、自分のペースで学習を進めることができます。
得意な科目を先取りして学習するのも良いですし、苦手だったりあまり得意じゃない科目を基礎から重点的に学習するのも良いですね。
小学校1・2年のうちは親のサポートが必ず必要です。
高学年に近づいていくと、子ども自身が得意、不得意を理解するようになってきますので自分の学習ペースで進めることができます。
受験、検定前、テスト前などの学習方法で、自分でどこの勉強を重点的に行えばよいかの計画を立てやすくなってきます。
学校や塾などで聞きづらいことでも、自宅学習ならいくらでも戻って勉強することができます。
学力レベルは一人一人違ってきます。
科目によっても個人差があるケースも多いです。
小学生では特に算数でつまづくことが多い科目となりますので、戻り学習をすることができるのは強みになってきます。
無学年制の通信教材なら、子どものペースに合わせて学習することができます。
これが一番の大きなメリットといえるでしょう。
無学年教材で先取り学習をするデメリット
無学年教材で先取り学習をするデメリットには、次のようなものがあります。
- 学校の授業に合わせた学習ができにくい
- 自分で学習スケジュールを立てる必要がある
- 過度な先取り学習は子供の負担になる
- わからない所は自分で答えを見つける必要がある
- 学校の授業に興味がわかなくなってくる
- 親のサポートが必要不可欠
無学年教材を復習をするときに活用するときには、特にデメリットはないかもしれません。
ですが、先取り学習をするときに心配なのが学校の授業に興味がわかなくなってくるということではないでしょうか。
自宅で先取り学習をしたことを学校の授業でするのですから、新しいことを知るという面白さがありません。
学習した方法とやり方が違ったということもありますよね。
その時はもう一度、覚えなおす必要が出てきます。
過度な先取り学習は子どもの負担になってしまいます。
先取り学習が子供の負担になっていないか注意
例えば小学校1年生のうちから3年生の内容を学習させたり、小学生のうちから中学生の問題を出したりなどです。
レベルに合っていない難易度の高い問題を子どもに出すことで、その科目への興味をなくしてしまったり、勉強へのモチベーションが下がってしまったりする原因にもなりかねません。
先取り学習ばかりに気をとられて、学校の勉強やプライベートなどを満喫できないのも問題があると言えるでしょう。
先取り学習をするためには、親のサポートが必要不可欠になります。
学年が上がるごとに学習内容が難しくなりますので、子ども1人での学習はすぐに行き詰まってしまうからです。
子どもの学年によっては、親が説明するのが難しい場合もあります。
特に昔苦手だった科目なら、どうにもならないというケースもあるでしょう。
先取り学習で解説を見ても、理解しにくいということもあります。
自由に学年や単元を選んで学習できる無学年教材がある通信教材なら、今の学年から下の学年へ戻って基礎から復習することができます。
タブレット学習を利用すると、動画やアニメーションなどでわかりやすく解説をしてくれたり、なかなか問題を解くことができなければ反復練習をすることもできます。
先取り学習は紙の通信教材よりもタブレット学習の方が最適と言えるでしょう。
まとめ
無学年教材での学習メリットは、学年を越えて復習したり先取り学習をすることができることです。
得意な科目は学年関係なく先へ進むことができ、自分のペースで学習することができます。
先取り学習ができる通信教材はたくさんあります。
学習計画を立ててくれたり、個別指導をしてくれたり、添削をしてくれたり・・・家庭学習の習慣を身につけられるようにサポートもしてくれたりとたくさんの特徴を持っています。
家にいながら進んだ学習をすることができたり、復習をすることができます。
お子さんの学習ペースに合った通信教材を選んでくださいね。