タブレット学習は飛び級も可能
「飛び級」とは今の年齢よりも上の学年の学習内容を勉強することで、幼稚園年長さんが小学1年生を受講する、小学1年生のお子さんが2年生のコースを受講するといったことですね。
「飛び級が可能」な通信教育、タブレット学習も増えています。
子供の学習レベルによっては年齢に合わせた学習が「簡単すぎて飽きてしまう」といった問題もあります。タブレット学習を辞める理由の一つに、簡単すぎる、といったこともあるんですね。
お子さんのレベルに合わせて、飛び級という選択肢もありますが、飛び級のメリット・デメリットについても理解しておく事がとても重要です。
Contents
スマイルゼミで飛び級、1学年上の学習をする
タブレット学習で知名度が高く、利用者が多いところとして、
- スマイルゼミ
- 進研ゼミ チャレンジタッチ
などがありますが、いずれも飛び級が可能です。
まずは
スマイルゼミの飛び級についてです。
スマイルゼミで飛び級は可能です。
からお申し込みの際、受講する講座の学年と実際の学年(年齢)が一致しない場合、確認画面が出ます。
「お子様の学年が一致しません。このまま入会を進めてもよろしいですか?」
とメッセージが出ますので、
「OK」
をクリックして手続きを進めることが出来ます。
ただし、一旦学年を決めると途中で学年変更が出来ないことには注意が必要です。
(一旦退会して、新たに入会が必要)
飛び級で勉強させる場合、やり切る覚悟が親にも必要になりますね。
でなければ、無駄な出費が増える可能性があります。
色々と考えて、学年通りの学習をさせるという選択もありです。
スマイルゼミ 資料請求・お申し込みはこちら
進研ゼミ チャレンジタッチで飛び級、1学年上の学習をする
チャレンジタッチも子供の学習、講座選びの際に飛び級で学ばせることが出来ます。
タブレット学習は一人で学習を進めていけるというメリットがありますので、お子さんのレベルに応じて飛び級で学ぶのもありですね。
飛び級の申込みの注意点としては、インターネットからの申込みではなく電話からの申込みとということに注意する必要があります。
既にネットから進研ゼミ チャレンジタッチにお申し込み済の場合であっても、電話で変更してもらうことが出来ます。
Q.「学習スタイル・コース」は、途中で変更できますか?
A.はい、「進研ゼミ 小学講座」の学習スタイル・受講コースは、途中でも間に合う月号から変更いただけます。
お子さまの力をより効果的に伸ばせるように、学習スタイル・受講コースは、ご希望時に変更を行えますので、WEBまたはお電話でお手続きください。
前月1日までにお手続きいただければ、翌月号からご希望の学習スタイル・受講コースに変更できます。
と公式サイトにも掲載があります。
後からやっぱり変えたい、といった場合にも対応して貰えるのは助かりますね。
進研ゼミ チャレンジタッチ 資料請求・お申し込みはこちら
⇒ ベネッセ 進研ゼミ小学講座 無料体験教材・資料請求はこちら
タブレット学習 飛び級するメリット・デメリット
タブレット学習、通信教育で飛び級して子供に学習をさせるメリット・デメリットについて、押さえておきましょう。
後から失敗した!といったことがないようにしたいものです。
タブレット学習 飛び級のメリット
まず、飛び級して学習するメリットについて見ていきましょう。
学校の授業がよく分かる、復習になるのでしっかり理解できる
学校の学習内容を先取りして学ぶ事が出来ますから、授業がよく分かるようになります。
学校の授業で復習をすることにもなりますので、より理解も出来るといえます。
よく分かるということは、成績アップにも繋がりやすいですから自信にもなるでしょう。
学校の授業がよく分かることで、成功体験に繋がる
先に学習している内容ということで、学校の授業がよく分かりテストなども好成績、満点などを取れることが多くなると思います。
学習の上でもこうしたことは成功体験になると言えます。
子供のレベルに沿った勉強が出来る
お子さんによって学習レベルが違います。
特に幼稚園、小学校低学年の学習内容に関しては、分かる子にとっては簡単すぎてすぐに飽きてしまう可能性が高いです。
せっかくお金を払って通信教育、タブレット学習をするのに簡単すぎるのはどうなのかな・・・と考え、1つ上の学年の講座を受けるといった選択肢はありでしょう。
毎日一緒に過ごす中で、お子さんの学力など把握されていると思います。
お子さんの学習レベルに合わせて飛び級も検討できるのが、こうしたタブレット学習、通信教育のメリットともいえます。
タブレット学習 飛び級のデメリット
タブレット学習を利用して飛び級が可能ですし、先取り学習するのも比較的、楽に出来るといえば出来ます。
回答の丸付けも自動ですし、解説も出ますからね。
しかし場合によってはお子さんのタブレット学習の飛び級では、デメリットも多くなります。
もし、お子さんに飛び級をさせようかな・・・?先取り学習をさせようかな?
とお考えであれば、デメリットの方をしっかりと検討された方が良いかもしれません。
親(特に母親)のサポートが必要!
飛び級をする、ということは小学校の授業で習わないことを常に自宅でタブレット学習するということになります。
そのため、
「コレ何??意味が分からない」
「解説を見ても分からない。ママ、教えて」
といったことが通常よりも多くなることが予想されます。
普段、お子さんと一緒に過ごす時間が長いのは一般的にお母さんだと思います。
(お父さんのご家庭もあるかもしれませんね)
そうなると科目や学習内容によっては、つきっきりで勉強をサポートする必要もあるかもしれません。
学校の授業がつまらなくなる可能性
先取り学習するということは、学校の授業がつまらなくなる可能性がある、ということです。
「もう知ってることを、なんでまた学校でやる必要があるの?」
とお子さんによっては考えてしまうかもしれません。
学校の勉強が解るから楽しい!
テストも100点連発で嬉しい、というお子さんもいるとは思いますが、学校で授業が退屈になってしまう可能性は十分にあります。
1年前の学習なので、忘れている可能性
小学1年で2年生の学習を先取り、といった感じで自宅学習をしていきますが、結局1年前に学習した内容ですから結構、忘れている可能性があります。
復習になりますから、始めて学習するよりは理解も早いはずですが当然全てを覚えているわけではありません。
親として、先取り学習したんだから全部100点のはず!など、あまり子供に過度な期待を持たない方が良いかも、とは思う部分です。
学年が上がると科目によっては親がサポートするのが難しくなる
小学校の授業も、学年が上がるに従って難しくなっていきます。
小学校1年生、2年生くらいまではご両親も学習をサポートしやすいと思います。
しかし、5年生、6年生の学習内容になってくると、時々、
「ん?難しいぞ・・・」
と思うことが増えてきます。
科目によっては、解説を見ても子供に説明が難しい場合もあります。
パパ、ママも子供時代に苦手だった科目があると思います。
苦手な科目は特に説明が難しくなってきます。
飛び級で自宅で学ぶ場合、学校ではなかなか質問しにくいため結局のところ、学習がストップして自宅学習では挫折する可能性もあります。
受検など明確な目標があって先取り学習をしたい場合には、塾などでサポートしてもらえる学習方法に切り替える時期かも知れません。
子供の学習に飛び級、先取り学習は本当に必要?
タブレット学習は飛び級することが可能です。
確かに小学1年生の講座内容などは、お子さんによっては簡単にできてしまってすぐに飽きる・・・といった可能性はあります。
幼稚園年長さんが小学1年生の勉強をする、といったことはあるかもしれませんね。
お子さんによっては年長さんで既に、字も書ける、カタカナもスラスラ読める、文章も書ける、足し算も出来る、間違い探しも超得意!といった場合もあります。
それなら小学1年生の学習内容の方がお子さんも満足できると思います。
飛び級での先取り学習はメリット・デメリットとどちらもあります。
タブレット学習で先取り学習、飛び級して学ぶことが必要かどうか、しっかりと検討されることが重要かな、と思います。