タブレット学習は効果なし?
本当に学力が上がる?勉強面で悪影響はないの?効果はあるの?と疑問に思っている人も多いと思います。
タブレット学習で効果があった!成績アップした、学習習慣が身に付いた、というご家庭もあればタブレット学習は効果なし、というケースもあります。
どうして、そうした学習効果の差が出てしまうのでしょうか?
Contents
そもそもタブレットで勉強するのは良いの?
最近話題になっているタブレット学習ですが、効果はもちろんあります。
しかし、タブレット学習は効果が無かった、という口コミ・評判もあります。
どっちが正しいのでしょうか?
タブレット学習を利用することで、効率よく勉強することができるメリットがあります。
ほとんどのタブレット学習では、1回の勉強時間を10分~15分くらいで想定しています。
習い事、朝、夕食までの時間、空いたちょっとしたスキマ時間に勉強することができたり、紙の教材にはないメリットがあります。
タブレット学習という言葉を見たり聞いたりする機会が増えていると思います。
ですが私たち親世代が子供だった時代では、タブレットで勉強をするという考えがなかったので自分の子どもにタブレット学習をさせていいものか悩んだり不安を持っている人も多いのではないでしょうか。
タブレット学習の良い所、タブレット学習で気をつけたい悪い所をみていきましょう。
タブレット学習の良い所(メリット)
タブレット学習のメリットについて見ていきましょう。
勉強しているという実感がないのに自然と勉強できている
ほとんどの子どもがスマホやタブレットに触ったことがあると思います。
多くの目的は、ゲームをしたりユーチューブを見たりですよね。
なのでタブレットで勉強をすると、紙と同じ問題でもゲームをする感覚で問題を解くことができるのです。
ゲームと同じ感覚で問題を解くのがどうしてメリットなの?と思う方もいると思いますが、1番のメリットは子どもが自ら勉強をするキッカケになるということです。
子どもは、ゲームしなさい!と言わなくても積極的にゲームをしますよね。
それと同じでタブレットを使って勉強をすると、子どもが自分から進んで勉強をするようになってきます。
「勉強しなさい」ということを言わなくても、率先して勉強をするのなら親嬉しいですよね。
子供の勉強を見る親の負担が減る
紙のドリルで勉強をするとパパとママが丸つけをしなくてはいけません。
最近は共働きの家庭が多いので、子どもの勉強に親が時間を時間をやり繰りするのが難しいのも本当のことです。
他にも、家事や兄弟のお世話などで毎日バタバタです。
ですがタブレット学習では、子どもが問題を解いた時点で自動丸つけ機能があるので、パパとママが採点をする必要がありません。
問題を解いて、間違っているかあっているかすぐに分かるので、効率的に勉強をすることができます。
勉強は自宅でできるので、送り迎えの心配がなく安心して勉強をさせることができます。
自分のペースで勉強をすることができる
タブレット学習では、好きな時間、空いた時間で勉強をすることができます。
朝のちょっとした時間、習い事の合間など、並行して勉強に取り組むことが可能です。
勉強をするために塾へ通うから、続けたかった習い事を辞めないといけない、なんてことはありません。
好きな習い事を辞めてまで勉強させられている、という気持ちになるとモチベーションが下がってしまいますよね。
空いた時間で勉強をすることができるタブレット学習は、習い事や部活などと両立することができます。
復習がタイミングよくできる
勉強では復習をすることはとても大切です。
子どもが自分で復習をするタイミングを決めるのはとても難しいですよね。
タブレット学習では、自動で復習をするタイミングをみて問題を出してくれます。
そのため、毎日時間をとってタブレット学習をしていく中で、問題を解いているだけで自然と復習をすることができます。
タブレット学習で気をつけたい悪い所
タブレット学習のデメリットです。
タブレット学習に効果なし、という方の多くはデメリットを強く感じていることが多いようです。
書く勉強が少なくなる
タブレット学習を利用するときに私たち親が心配になることが、書く勉強が少なくなるということです。
見るだけ、聞くという情報だけではなく、手で書いて刺激を与えることで効率よく覚えることができるそうです。
脳を活発化させることで記憶しやすいと考えられているので、書くという勉強方法もとても重要なのです。
タブレットだけではなく、テキストやワークなどが付いている会社を選ぶと解決されますね。
最近のタブレット学習では、テキストやワークなどが付いていることが多いので、見る・聞くだけではなく書く勉強を取り入れています。
一部の教材ではタブレット学習のみで作られている所もあるので、内容を良く調べてから導入しましょう。
選択問題が多い傾向がある
タブレット学習は直観で解答をすることができるので、小さい子どもでも利用しやすくなっているのが魅力の1つです。
ですが、操作が簡単なので考えたり、迷ったりする力が低下してしまうという心配があります。
解答をすぐに見ることができる
タブレット学習では、解答をしたあとすぐに答えを見ることができることが多いです。
なので、わからない時はすぐに解答を見ることができる環境にあります。
そうすると、自分で答えを考える前に解答をみてしまい、考える力が低下してしまうのではないかと思ってしまいますよね。
これは、紙の問題集でも解答をすぐに見てしまう子は少なからずいました。
自分で問題を解く前に答えを見るということは悪いことという傾向がありますが、どうしてその答えになるのかを考えるのなら、答えを先に見ても間違いではないのではないでしょうか。
どうしてその答えになるのかを理解することができれば、それで良しです。
ゲームをするかもしれない
タブレット学習では、教材によっては勉強以外のことができるというときもあります。
この場合は注意してみていなくてはいけません。
親が見ていないと子供がゲームばかりして、勉強をしていなかったということが多くあるようです。
やはり勉強よりもゲームの方が子どもにとって魅力的だし刺激があるので、ゲームにはまってしまうという子供もいるでしょう。
子供によって合う合わないがある
勉強の問題はタブレット1つの中に入っているのでドリルが山積みになることがないことがメリットでもありますが、逆に進めないといけないことが溜まっていても目に入ってこないので気づきにくいということがあります。
飽きてしまうと、タブレットのことを忘れて放置してしまうという子もいるでしょう。
最近ではリマインダー機能がついていることがあるので、工夫をすることで避けることができるでしょう。
視力への影響
視力が悪くなるのでは・・・と心配されている方も多いと思います。
目が悪くなる原因は「長時間近くの物を見続けること」になります。
それは、紙でもタブレットでも同じことになります。
ブルーライトの影響などもあるかもしれませんが、視力を悪くさせないために大切なことは適度な時間で目を休ませることです。
目が疲れたからといってすぐに視力に影響を与えることはありませんが、疲れを与えないように注意するだけでも違っています。
タブレット学習、いつから始めよう?
学習方法には向き不向きがあるので人それぞれなのでみんなに当てはまるというわけではありませんが、できるだけ早く始めるのが良いでしょう。
小さい頃から勉強をするのが習慣になっていると生活の中の1つとなりやすく、成長してからもその習慣を続けやすくなります。
タブレット学習は小さい頃から始めやすいので、学習習慣をつける効果を高めてくれることでしょう。
タブレット学習のポイントはどのように勉強に利用するか
タブレット学習は、今までの勉強にはない良さがたくさんあります。
ですが、反対に今までの勉強にあった良さを失っていることもあるかもしれませn。
年齢に合わせて勉強にどう活用するかでタブレット学習の効果が変わってくるでしょう。
タブレット学習を始めたからといってすぐに成績が上がるとは限りません。
どうやって利用していくか、パパとママと子供でしっかりと考えてから始めるのがいいでしょう。